流浪の月 凪良ゆう
2020年の本屋大賞の作品
この作品を読み終えて、何とも言えない感情を、どう表せばいいのか分からない
常識という言葉はあまり好きではないので、使いたくはないのだけれど、今まで生きてきた経験とか、知識なんかが全部ひっくり返されたような感じだ
人を思っての親切とは?
自分がよかれと思ってしたことも、その人にとっては迷惑だったり、嫌なことだったりすることがあるんだと
読んでいてこの2人の事をわかっていたから、そのほかの人たちが悪のように思うけど、現実はそのほかの人たちに私も入ってしまっている
ネット、ニュース、週刊誌などの情報をうのみにし、更紗は被害者でかわいそうな子
文は小児性愛者で、卑劣な加害者
その情報しか入らないだろう
だから、2人の事を誰も構わず、幸せになってほしいと応援するのに、もやっとした嫌な気持ちになったのはそのせいだ
凪浪ゆうさんの作品を始めて読ませていただきました
凄く綺麗な文章で、比喩がとても素晴らしく、一瞬で大好きになりました
甘くてひんやりしている。半透明の氷砂糖みたいな声だ。
流浪の月 本文より引用
素敵すぎます😭
一方通行の情報などに振り回されず、よく見極めて生きていきたいと思います
それでは、このへんで(‘ω’)ノ
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