グラスホッパー
殺し屋シリーズの第一作目
伊坂さんの作品で始めて読んだのがこれです
読みだしたら止まらず、最後まで一気に読んだ記憶があります
今まで、読んだことのない作風で、そこからは伊坂ワールドにすっかり取りつかれてしまいました
奥さんを殺された伊藤が、悪の組織(会社)に潜入(入社)するところから始まるお話
復讐するつもりの伊藤だっだのだが、目の前で押し屋と呼ばれる殺し屋にターゲットをあっけなく殺されてしまう
押し屋を追うように命じられ、そこから次々と殺し屋たちが登場し、事件に巻き込まれていく
物凄く気持ちの良い伏線の回収で、やられてしまう
殺し屋の物語で気持ちが良いと言うのもどうかと思うが、素晴らしい
殺すときの描写などは、リアルで恐ろしくて震えるほどなんですけど、なぜだか殺し屋達を憎めない
それも伊坂さんのなせる業なんだろう
そして業といえば、まだどこかに伏線が隠れているんじゃないかと探してしまう…(ほとんど病気だ)
好きな言葉
情報を集めた奴が生き残るってことだよ
本当に大事なことは、小声でも届くものだ
世の中の不幸の大半は、誰かが高をくくっていたことが原因なんだってば
今がその時
結局、人の命なんて二の次なんだ。大事なのは、利便性だ。命より利便性だ。
「どちらが小説で、どちらが現実か、なんてどちらかにしかいない人間には判断できないんですよ」
グラスホッパー 本文より引用
実際の人物に例えるなら
この作品は映画化されているので、もうそのイメージしかありません
しかも、主役の伊藤は大好きな生田斗真さん、ピッタリです
押し屋 吉岡秀隆さん
鯨 浅野忠信さん
蝉 山田涼介さん
素晴らしい作品でした😁
今回のレアポケモンはオーデュボンの祈りの田中さん
「ようするに、先のことは自分たちの範疇外で、すでに決まっている、ということかもしれません。その本の中では、案山子が喋って、そんなことを言うんですよ」って言うセリフから憶測したんですけど
それぐらいし見つけられなかったけど、まだ隠れているかも😅
それでは、このへんで(‘ω’)ノ
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