読了した本の感想 NO5

読書

コンビニ兄弟−テンダネス門司港こがね村店− 【町田そのこ】

52ヘルツのくじらたちがあまりにも良かったので、町田そのこさんの本、2冊目読了しました

これもまた面白かった
6話からなるお話
フェロモン出まくりのイケメンすぎる、志波三彦は、なぜか、コンビニの店長をしている
そこで巻き起こる、さまざまな物語

そのコンビニで、パート定員として働いている中尾光莉
彼女は仕事場での出来事を、趣味である漫画にして「フェロ店長の不埒日記」として、ウェブにあげて結構な人気作家になっている
うらやましい限りだ😄

こんなコンビニが近場に実在したならば、お客さんとして必ず通いつめています

あるいは、おばさま達の集まりの、こがね村婦人会というのがあるのだけれども、そこの活動の一環である「志波三彦ファンクラブ」にて率先して活動しまくります
あるいは、パート定員の中尾光莉さんの立ち位置がものすごく良いので、パートとして働きます(笑)

なにかしら、関わりたいって思ってしまう

登場人物はみんなとても良い人すぎて、読んでいて、幸せな気持ちになりました
恐ろしいほどの強面の「赤じい」こと梅田正平さんや、廃品回収業者の「何でも野郎」のツギさん

コンビニ関わる全ての人が個性的でおせっかいで素敵です

それもこれも店長であるフェロモン店長がコンビニを心より愛し、大切なお客様のことも、心より愛し、全力で仕事に向き合っているおかげなんだと思う

特に好きなお話が第4波の偏屈じじいのやわらか玉子雑炊
老若男女、全員に読んでいただきたい物語だ
夫婦がこんなふうに思いやれたら、幸せに過ごしていけるんだと思う
お互いを思いやることが大切なんだなぁと心に染みました

光莉さんの家族も、本当に素敵で、旦那さんも最高
お互いに好きなことがあり、尊重しあって生活している
旦那さんの「好きなものを続けるってのは、案外難しいんだぞ」て言う言葉が心に染みました
その家族で育った一人息子の恒星は、愛をたっぷりもらって育っているから、やっぱり良い子
この5話の愛と恋のアドベントカレンダークッキーもすごく好きです

次作が出ているみたいなので、それも近々読みたいと思います

それでは、このへんで(‘ω’)ノ

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