伊坂幸太郎さん、出版順に読んでます

伊坂幸太郎さんが、大好きで今までに出版された本は殆ど読了済みにもかかわらず、何にも記録していなかったので、特に始めのころの作品は残念ながら、記憶に残っていない

本当に残念過ぎるので、1から読み直す事にしました

ラッシュライフ

出版順で、この間の記事でオーデュボンの祈りは上げたので2冊目

やっぱり、おもしろい

5人の人物が少しずつ関わって、織りなしていく物語

それぞれが少しの接点でつながっていて、最後の方で種明かしのように、あーあの時のこの人がそうだったんだと、前後してわかってやっぱり伊坂さんの作品だーと、納得してしまう

伏線の回収と言うよりは、繋がりの種明かしと言う感じだ

オーデュボンの祈りの伊藤も出てくるけど、伊藤とは言わず読るんだ人にだけわかる登場の仕方で、伊坂ファンにとっては嬉しい事この上ない

この作品で、今後の作品にもちょくちょく登場してくる、泥棒の黒澤さん
泥棒なのにポリシーを持っていて、スタイリッシュで大好きです

好きな言葉

正義だとか悪だとかそうゆうのは見方によって反転しちまうんだ

その次に考えなくてはいけないことを考えないんだ。テレビばっかり観ることに慣れて、思考停止だ。感じることはあっても考えない

同じことの繰り返しよりも自殺することを選ぶ

周りは砂漠だぜ、縦横無尽に歩けるのに、ラインを踏み外したら死んだしまうと思い込んでいる

ラッシュライフ 本文より引用

実際の人物に例えるな

今後の作品にも登場する大好きな黒澤さん

西島秀俊さんがイメージにピッタリです
あくまでも私の偏見と、理想と、私欲の塊ですけどね

それでは、このへんで(‘ω’)ノ

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