伊坂幸太郎さん、出版順に読んでます NO6

読書

グラスホッパー

殺し屋シリーズの第一作目
伊坂さんの作品で始めて読んだのがこれです
読みだしたら止まらず、最後まで一気に読んだ記憶があります
今まで、読んだことのない作風で、そこからは伊坂ワールドにすっかり取りつかれてしまいました

奥さんを殺された伊藤が、悪の組織(会社)に潜入(入社)するところから始まるお話

復讐するつもりの伊藤だっだのだが、目の前で押し屋と呼ばれる殺し屋にターゲットをあっけなく殺されてしまう
押し屋を追うように命じられ、そこから次々と殺し屋たちが登場し、事件に巻き込まれていく

物凄く気持ちの良い伏線の回収で、やられてしまう
殺し屋の物語で気持ちが良いと言うのもどうかと思うが、素晴らしい
殺すときの描写などは、リアルで恐ろしくて震えるほどなんですけど、なぜだか殺し屋達を憎めない
それも伊坂さんのなせる業なんだろう
そして業といえば、まだどこかに伏線が隠れているんじゃないかと探してしまう…(ほとんど病気だ)

好きな言葉

情報を集めた奴が生き残るってことだよ

本当に大事なことは、小声でも届くものだ

世の中の不幸の大半は、誰かが高をくくっていたことが原因なんだってば

今がその時

結局、人の命なんて二の次なんだ。大事なのは、利便性だ。命より利便性だ。

「どちらが小説で、どちらが現実か、なんてどちらかにしかいない人間には判断できないんですよ」

グラスホッパー 本文より引用

実際の人物に例えるなら

この作品は映画化されているので、もうそのイメージしかありません
しかも、主役の伊藤は大好きな生田斗真さん、ピッタリです

押し屋  吉岡秀隆さん
鯨    浅野忠信さん
蝉    山田涼介さん

素晴らしい作品でした😁



今回のレアポケモンはオーデュボンの祈りの田中さん
「ようするに、先のことは自分たちの範疇外で、すでに決まっている、ということかもしれません。その本の中では、案山子が喋って、そんなことを言うんですよ」って言うセリフから憶測したんですけど

それぐらいし見つけられなかったけど、まだ隠れているかも😅

それでは、このへんで(‘ω’)ノ

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