伊坂幸太郎さん、出版順に読んでます NO9

読書

砂漠

何度も何度も読んだ作品
そして何度も、ラスト近くの展開に鳥肌が立つ
本当に大好き

大学で知り合った、東堂、西嶋、南、北村、鳥井、そして唯一、社会人の北村の彼女の鳩麦さんとの大学生活のお話
中国語と確率の勉強(麻雀)をするために、名前に東西南北が入っているという理由だけで集められた4人と鳥井
それぞれに個性的で、魅力的で、いい子達で、あまりにもみんなの事が好きすぎて、読むたびに、私も仲間に勝手に入れさせてもらっている
是非とも読んでほしい作品だ

好きな言葉

その気なればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ

目に見えるものが大事だと思う人たちに、彼らに良さが分からなくても仕方ない

才能のある人間ほど虐げられる

賢くて、偉そうな人に限って、物事を要約したがるんだよ

「自由演技って言われたけど、どうすればいいんだろう」って頭を搔きむしって、悩みながらいきていくしかないんだ

目立てば指を差され、出る杭は嘲笑される

おまえたちは支配されているのか?それとも命令してんのか?おまえたちは、前進してんのか、それとも後退してんのか?

学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。そういう人生を送るなよ

人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである

砂漠 本文より引用

実際の人物に例えるなら

いつもだったら、実際の人物に例えるならって考えるのが好きなんだけど、余りにも登場人物が好きすぎて、何度も読んでいるせいで、そのままのイメージで私の中にあって、実際に存在してしっまている
だから、例えられない(笑)

今回のレアポケモンは、もしかしてっていうだけで、私の予想であやふやな想像なんですけど、古賀さんは黒澤さんの知り合いではというのと、西嶋の出会った調査官は、チルドレンの陣内さんかなと思うくらい
だったら良いなーという希望もあります😁

とにかくしつこいですが、何度読んでも素敵な作品だ
物語は春夏秋冬で4つに分けられているにですが、特に夏は平和を取り戻すお話で、感動する
何というか難しいけど、友達のことを心から思っている事が、表面的に表すのではなくて、じわじわと伝わってくるというか、それをみんな理解していて、無理して笑って…とにかく本当に読んで下さい

コメント

タイトルとURLをコピーしました