伊坂幸太郎さん、出版順に読んでます NO2

陽気なギャングが地球を回す

何度も同じ事を言いますが、どうしようもなくおもしろいんです

この作品から伏線の回収っていう言葉が、ぴったりな感じがする

再読なので何となくは、覚えているんだけど、やっぱり気持ちがいい

あの時のはここでねとか、そうくるんだとか、謎解きが解けた時のような爽快さが、好きすぎる

偶然に出会った男女4人が銀行強盗するお話

緻密な計画を立てて、強盗が成功したにもかかわらず、それを現金輸送車ジャックの3人にまんまと奪われてしまう所から始まる物語

好きな言葉

原因の存在しない結果なんて、救いのない祈りと同じように味気なく、無慈悲に感じられる

だから現実にリアリティがない

「あいつはさ、だいたい先の先まで考えているんだよ。高校生のころからそうだよ。教師が最初の一言を発した時点で、結論まで頭に浮かべるタイプだったんだ。1を聞いて10を知るとはあいつのことだな。1を聞いて10を知ってそれでもって、1から10の間に素数がいくつあるとかそんなことまで先回りして考えるような奴だ」

ロマンはどこだ

陽気なギャングが地球を回す 本文より引用

実際の人物に例えるなら

やっぱり一番好きなのは嘘を見抜く達人の成瀬さんなんだけど、映画になっている事を知らなくてまだ見ていないので、また私の偏見と、理想と、私欲で決めると

成瀬(噓を見抜く達人) 向井理さん
響野(演説の達人)   大泉洋さん
雪子(体内時計の達人) 北川景子さん
久遠(スリの達人)   中島裕翔さん

私の頭の中では、この4人がギャングをしています

映画、本、ドラマ、漫画、アニメ、色々なエンターテイメントが好きで、その中の読書は自分の想像、妄想で登場人物を決められるのが、醍醐味のうちの1つだと思っています

時には過去に出会った人であったり、身近な人だったり、ミーハーな私は芸能人に例えるのが多いのですけど(笑)

この本を読了された方と、そんなことも語り合えたら嬉しいです

それでは、このへんで(‘ω’)ノ

コメント

タイトルとURLをコピーしました